40年の時を経て・・・☆
今回のコンサートの準備は3年ぐらい前から始まりましたが、演奏曲目やその他の準備も私の頭の中で思いめぐらせていました・・・
まず、衣装のドレスはどうしようか~・・・
今時は、ネットを探せばいくらでも素敵なドレスがお安い値段で手に入ります(サイズが入れば・・・ですが・・・)
若い人ならどんなドレスでも似合うでしょうけど、なにせこの年令とこの体系・・・どんなドレスでもってワケには行きませんよね~・・・
私が、たいして才能もないけど行きたいと望んだ音楽の道に進ませてくれた両親。
もう亡くなってしまった両親ですが、きっと喜んでこれる事を思い描いてドレスを決めました・・・
最後のご挨拶の時にもお話したのですが。
まず最初のステージは、以前生徒の発表会のために用意した着物をリフォームしたドレスです。
一度も袖を通すことがなかったけど、大好きだった博多織の着物です・・・
そして、第2部のステージでは、還暦にちなんで赤です。
この赤レースのドレスは、学生時代に母が声楽の発表会のために・・・と縫ってくれたものです。
背中のファスナーが10cmは開いたままになって入らなくなっていたドレスです。でも、赤のレースが豪華で処分するには勿体無くてず~っと捨てられないまま取っておいたドレスです・・・
還暦だから、この赤のドレスをリフォームして着よう~!
袖の部分で身頃の入らなくなった部分に付けて広げて、身頃はやはり嫁入りの時に母が持たせてくれた和装用のベルベッドのショールです。
このショールも綺麗で好きだったのですが、やは一度も使うことがなかったものです・・・
(このベルベッドの身頃は、ボレロになっているので取り外し可能で、他のドレスにも使えます。赤のレースのドレスはノースリーブのドレスに生まれ変わりました)
どちらも一度も着ることがなかった物ですが、こうしてドレスに生まれ変わって、やっと着る事ができました・・・
天国にいる父と母もきっと喜んでくれていると思います・・・
by satoko29526 | 2014-10-02 23:34 | Comments(6)
赤のレースは実物を見ると本当に豪華なので捨てられなかったんですよ~。長い間眠らせていたのがやっと生き返って嬉しいです。